人用ウィッグ改造による乙姫向けウィッグの作成

最近段ボールにしまい込んでいた、等身大ドール向けのものを断捨離していたのですが、古いあまり質の良くないウィッグをいくつか見つけました。そのまま捨ててもよかったのですが、折角なので試しにあまり手持ちがない乙姫向けのウィッグに転用できないかな、と思って試してみてそこそこ使えそうなのでメモ代わりに書いておきます。
乙姫のウィッグはヘッドサイズ16インチ(約40cm)ですが、人間用のウィッグは一般的に最大59cm程度です。そのままですと当然大きすぎなので、バッサリ切ってしまうことになります。
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色々試行錯誤した結果、一番の外周が41cmぐらい(縫いしろ抜き。縫いしろ1cm程度ありで42cm程度)になるようにして、ネットで人工皮膚が入っている部分ぐらいを中心から12cmぐらいになるように切れば、大体うまい具合に合うようです。といってもウィッグによってつくりは微妙に異なりますので、最初はちょっと切る場所を少な目にして、しつけ糸で仮縫いをしながら大きさを合わせる感じになるでしょうか。
切断はウィッグの糸束が縫い付けてある部分を境に切ります。縮めるときはそこで縫い合わせることになります。
結合はミシンで縫ってしまうこともできますが、家庭用ミシンだと難しいかもしれません。特に人工皮膚の部分は皮を縫うのと変わらないので、おそらくパワー不足なので手縫いしましょう。縫う前にしつけ糸で手縫いで合わせてから、縫い込んでしまいます。職業用ミシンだと、綿やファー生地を縫うための特殊な押さえがあるので、それを使うとウィッグの糸がミシン針に絡まないのでお手軽に縫えます。
なお、そのままですと前髪が長めになりますので、カットはした方がよいかと思います。
そんなわけで、こんな感じにできました。裏面は結構雑に縫っている感じになっていますが、表から見ると上に髪の毛がかぶってくるので意外にわかりません。
PARABOX公式のラインナップにはない明るいビビッドなグリーンのウィッグも作りました。昔に等身大ドールにマルチのコスプレをさせて飾っていたときのものですが、おまけでセンサーもでてきたので、磁石を埋め込んでくっつけられるようにしました。というわけで、こんな感じに。ここまできたら、ToHeartの制服でも作りましょうかね~

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