ベルドール東京 等身大ドール向けPVCヘッドレビュー

去年の12月後半に試作ヘッドとして売っていたものです。本来は等身大ラブドール向けのヘッドですが、自宅のオビツ150に使えないかな、と思って試しに買ってみましたので、レビューなど。購入サイトはこちら→

購入は年明けですが、支払い後に即到着しました。お値段は19800円(送料、消費税共込)です。たしかWFでオビツから150の素ヘッドを買ったときには12000円でしたので、まぁこんなもんかなって感じの値段ですね。

到着したヘッドはこんな袋に入ってました。「番石榴模型」という名前が入ってますので、こちらのメーカーで作ったものみたいですね。ぐぐってみると、中国のメーカーでこの手のヘッドをそこそこ作っているところみたいです。ただ日本ではちょっと入手が難しいっぽいので、将来的にこちらの代理店で扱ってくれると入手しやすくなって良いかもしれません。

外観

着荷したときはこんな感じです。まったくアイホールも開いてませんし、ソフビヘッドでよくある頭頂部のフタもありませんので、まともに使うにはかなり手を入れないといけません。

ただ、ヘッドの品質はかなりいいです。みためオビツ150のヘッドとあまり変わらないレベルですが、細かいところまで見ると一部に表面に凸凹があったりするので、品質的にはやっぱりオビツの方が上ですね。しかし、PARABOXの乙姫ヘッドみたいにもう耐水ペーパーで表面を磨かないととても使う気にならないほど品質がダメということもないので、今回は特にそういう手直しもせずに使っています(品質は十分合格点)。

ヘッドサイズはオビツ150のデフォルトアニメヘッドよりちょっと大きめです。色味はちょっとこのヘッドの方が濃いですが許容範囲ですね。まぁ、うちのオビツ150も結構年数経っているので、当初より黄変していると思いますから、購入直後ではもっと似た色味だったかもしれません。

オビツ150ヘッドとこのPVCヘッドとの比較(左がオビツ150のアニメヘッド[蓋なし])

ヘッドの開頭

さて、ヘッドの頭頂部をあけないと話が始まらないので、アクリルカッターを使って穴をあけました。5mm厚ぐらいの結構しっかりしたソフビですが、アクリルと違って柔らかいのでサクサク削れます。閉じたあとに沿って刃を滑らせるだけですので、きれいに円形に穴があけられました。

たぶん、ヘッド側の切り取った部分の周囲に適当なソフビの板を裏から張り付けてしまえば、切り取った穴を乗っける形でしっかり止まるとは思いますが、差し当たっては切り取った側にマスキングテープを巻いて、太らせてあげることで閉じるようにしました。もうちょっと色々考えて対応することにします。

あと、ヘッド写真で額とか耳の上に飛び出たものがありますが、成型時のバリだと思います、これは普通に適当にニッパーで切り取ったあと、大きめダイヤモンドヤスリ(ダイソー製)で大まかに削って、Vカラーシンナーをしみこませた耐水ペーパーで整えればきれいに見えなくなります・・が、額のは問題ないのですが耳の上のはちょっと飛び出た部分の根元が微妙にへこんでいるのできれいにはなりません(まぁウィッグで隠れますので問題ないですけど)。

ダイソーのダイヤモンドヤスリとVカラー(ソフビ専用塗料向け)用シンナー

アイホール

ヘッドの頭頂部をあけたあとはアイホールをあけます。しかし、そもそも完成見本がよくわからないので、どのぐらい削ればよいかわかりません。とりあえず、一緒に買ったアイがうまくアイホールの底面でハマる感じでリューターで削っています。まずは、大まかに削る細いビットで閉じているアイホールの底に穴をあけて、そこから底面の周囲をぐるっと回して削って切り取ります。

そのあとは、プラ専用のビットでうまく形状を整えつつ削っていきますが、まれに刃がソフビに噛んで先端が飛び跳ねることで、運悪く目の周りの外皮に刃が当たると、そこを削って大惨事になりますので、自分の場合は両手でリューターをがっちり持って噛んでも絶対に刃が動かないようにして削りました。本当はDDみたいに球体のヤスリがあればいいのですが、大きすぎでそんなのないですからね、、、。

なお、かなり危ないやり方なので、絶対に保護メガネをかけて作業しましょう。また、この仕上げに使っているプラ専用ビットはものすごくよく削れるので、手が滑るとあっという間に一気に大きく削れてしまうので要注意です。

アイ

アイホールにつけるアイは自分で作ってもよいのですが、まずは公式はどういうものか知っておく必要があるだろう、ということで1つだけベルドール東京から買いました。レジンアイかなんかかな、と思っていたら届いたのはカボションアイでした。これはペンダントなどに使う薄型の半球ガラス(カボション)の裏に虹彩パターンを印刷した紙を張り付ける簡易型のアイです。ただ、値段が3300円とそこそこ高かったのにこれだったので、ちょっと拍子抜けです。といっても、つけてみたら1/3ドールで使うのと違ってそこまで気になるほどでもないので、これでいいかもしれません。

ちなみにこのカボションは50mmサイズで特殊すぎて日本国内だと手に入れるのはかなり難しいみたいなのですが、AliExpressでは普通に買えますから、早速10個を買ってみました(10個セットで送料込1000円ぐらい。amazonで超ボッタクリで売ってるとこもありますが、もったいないので避けましょう)。まだ届いてませんが、届いたらオリジナルアイでも作ってみるつもりです。

なおアイホールが深めに残してあるのは、この形状に合わせてアイを作ってあげると、うまくすごく追視するアイが作れるように思えるので、クリスタルレジンで試作してみるつもりです。

変換ジョイント

さてこのヘッドはラブドール向けなので、ヘッドジョイントが等身大サイズドール標準のM16ねじのナットになっています。これだとオビツ150にはまったく乗らないので、まずはナットは外します。こちらはボンドで止められているだけなので、ラジオペンチでつかんで、揺らしつつ動かしたら簡単に抜けました。

取りあえずここまでやって色々考えましたが、まずは簡易型で以前に作ったオリエントのティセヘッドをオビツ150に載せるジョイントの変形でやってますが、単純に水道管(外形φ18mm)を軸にして末端のフタにヘッドをねじ止めして、はめ込む感じになります。蓋を水道管に張り付けなければ、ヘッドを水平方向に回転できます。ただ、やっぱりこれだとふらつくので、ソフビの外皮にヘッドをちょっと載せる感じにして、ヘッドを外皮と軸で支える形にしました。

水道管の下部にはオビツ150のボディにくっつけるために、底面から5mmの位置でねじ止めの穴φ4mmをあけています。オビツ150のねじ止め部の幅より接合部は微妙に広いので、ワッシャーを2つ入れて幅を調整してねじ止めします。あとは前後に首を振れるように、軸の底面は少し斜めに削っています。

メイク

あとは適当にメイクをしました。まぁ、これは普通のドールメイクと同じです。Mr.カラーで描いて頬の赤みはエアブラシで吹いた後、軽く艶消しを吹きました。その上にパステルでチークを入れてさらに軽く艶消しを吹いてパステルを固定して終了です。

カスタム後の雑感

ヘッドは首の部分が浅いので本体側の首がきちんとはまらない関係から、取り付けるとちょっと首長になってしまうのが難点ですが、それ以外は造形もいい感じでかなりよいヘッドだと思います。正直オビツは小さいサイズのドールが売れすぎてて、1/3以上の大きいサイズのドールを完全に放置している状態なので、他のメーカーからこういうPVCヘッドが出てくれるのは大変助かります。ただ、オビツ150に載せるのは上記のように色々調整しないといけないく色々難儀なので、もうちょっとカスタムで扱いやすいようにしてもらえるといいですね。

あと、首長になるのは胸パーツの首の先端部分のソフビを切って首を短くしてしまえばいいのですが、それをやると今度はオビツのヘッドをつけるときには問題になります。そのため、オビツ製作所には本当は安心してこういうカスタム用に使えるように追加で胸の部分のパーツをばら売りしてほしいのですが、オビツ150だけは一切部品売りをやってくれないのがかなり購入者としては不満だったりします。もうちょっとユーザーを大事にしてほしいなぁ。

ギャラリー

取り合えずヘッドを取り付けた状態で撮影してみました。アイホール深めの奥目でもそんなに気にならないですね。ただやっぱり首長は気になるでしょうか? あと、ヘッドが大きめなので、普通の人間用ウィッグだときついです。そのため、ボークスのピタっとウィッグみたいなウィッグ固定テープは貼った方がいいですね。

撮影: カメラ FUJIFILM X-T10, レンズ: FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

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